読んだらやってみたくなる!乳児持ちにベビーサインがおすすめな理由

子育て

こんにちは!気づきの森のいとうしのぶです。
今日は私も実践してとっても便利だったベビーサインをご紹介します。

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ベビーサインとは?

ベビーサインとは、まだ言葉がはなせない赤ちゃんとのジェスチャーで行う会話です。
例えば、私達は別れの挨拶に手を振りますね。言葉を交わさなくても「さようなら」の意味が通じます。それと同じで、赤ちゃんにいろいろなジェスチャーを教えることで、赤ちゃんと、より高度なコミュニケーションができるようになります。
アメリカのリンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士によって研究され、その効果を紹介した本は一大ブームとなりました。

ベビーサインにはどんな効果があるの?

赤ちゃんの気持ちがわかること以外にも、研究で以下のような効果がわかっています!お母さんにとっても赤ちゃんにとってもいいことづくめなんですよ!

ベビーサインには、赤ちゃんの話し言葉の発達を促したり、知的発達によい刺激を与えたりすることがあきらかになってきました。そのうえベビーサインは、赤ちゃんの心を育て、親子の結びつきを強めてくれることもわかっています

ベビーサイン まだ話せない赤ちゃんと話す方法 リンダ・アクレドロ/スーザン・グッドウィン著 径書房

ベビーサインにはどんな種類があるの?

代表的なもの
  • ちょうだい
  • いただきます
  • ねんね
  • いらない(ないない)
  • ごめんね
  • おいしい
  • やめて

他にもおっぱい(ミルク)、熱い、冷たい、暑い、寒い、痛い、もっと、などいくらでも作れます。また、動作だけでなく動物や虫なども教えると楽しいですよ!
それではやりかたを見てみましょう!

ベビーサインのやりかた

動作編

ベビーサインはとっても簡単。ある動作の時に、口でいいながらジェスチャーするだけ。
たとえば「いただきます」と言いながら手を合わせる、「ばいばい」と言いながら手を振る、これと同じです。
早速やってみましょう!

ちょうだい「ちょうだい」と言いながら、両方の掌を上に向けて重ね合わせ、相手の前に差し出す。
いただきます「いただきます」と言いながら、手を胸の前で合わせる。
ねんね「ねんね」と言いながら、両手を合わせて片方のほっぺに当て、顔を傾ける。
いらない
(ないない)
「いらない」「ないない」と言いながら、掌を下に向け、両方の手をお腹の前で振る。
ごめんね「ごめんね」と言いながら、手を顔の前で合わせて、体を前に傾ける。
おいしい片方のほっぺにひとさし指を当ててぐりぐりする。
やめててのひらを相手に向けて突き出す。

上にあげた動作は、あくまでも例なので、まったく同じ動作にこだわる必要はありません。
たとえば「やめて」は胸の前にバツ印を作ってもいいでしょう。
自分がやりやすければ何でもいいのです。
とにかく、その動作のときにいつもやること!これが大事ですよ。

手遊び、わらべ歌と一緒に覚える

歌と一緒に覚えられるものもたくさんありますよ~

「こぶたぬきつねこ」

こぶた鼻に指を当て、軽く上に押す
たぬきおなかを太鼓のようにたたく
きつね両手で目をつりあげる
ねこ両手を軽くにぎり、顔の前に出しねこのポーズ

「パンダうさぎコアラ」

パンダ双眼鏡を持つように手で半円を作り、目のまわりを囲う
うさぎ頭の上に手をのせる。うさぎの耳をイメージ
コアラ木に抱きつくように、両手をお腹の前に広げる

「げんこつやまのたぬきさん」

「おっぱい」も「抱っこ」「おんぶ」も一緒に覚えられる!
 ※「たぬき」のところは通常ぐーを上下にたたいているので、「こぶたぬきつねこ」でたぬきを教えている場合は、そこだけお腹を叩くようにすると赤ちゃんも混乱しなくてすみますよ!

「ちょうちょう」

手くびを合わせて、掌をひらひら

「絵本」は、両手を合わせてから広げればOK


そんな風に気軽に取り入れてください。そしてお散歩のとき、花を見つけたらすかさずやる、ちょうちょが飛んでいたらすかさずやって赤ちゃんに見せることが大事です。

いつから始めたらいいの?

ベビーサインを紹介した、リンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士によると、赤ちゃんが身のまわりのものについて話したがっている様子が見られたら、と言っています。通常は9~10か月くらいだそうですが、もっと早く始めてもなんの問題もありません。

ただ、すぐに関心を示す赤ちゃんがいる一方で、関心を示さない赤ちゃんもいるでしょう。赤ちゃんがすぐにやらないからといって、諦めたりしつこく教えるのではなく、「ばいばい」のようにいつもやるコミュニケーションと捉えておくほうがいいかと思います。

でも教えるのが大変そう・・

そんなことはありません。バイバイのように、毎回やっていれば赤ちゃんも自然に覚えてきます。そして何よりも赤ちゃんがサインを覚えて、離乳食を「おいし~」なんてほっぺぐりぐりしてくれた時の嬉しさは格別です!

覚えてくると2語文にも応用できる!

赤ちゃんもベビーサインを覚えてくると、2語文のように使えるようになってきます。
うちではよく「おっぱい・ちょうだい」などをやってくれました。ベビーサインで2語文ができる頃には片言の単語も出てきていると思うので、たとえば「マンマ」+ベビーサインで「ちょうだい」などの組み合わせも出てくると思います。

ベビーサインを教えて良かったこと

うちには2人の長男と長女の2人の子どもがいますが、どちらにもベビーサインを教えました。特に長男には熱心にやったせいか、男の子でしたが言葉の発達は早かったです。

エピソード①
IKEAの指人形を買ってきて、初めて使ったところ、

この手前の列の右から2番目、この黒と白の動物、何だと思いますか?
私は「犬」だと思っていたんですが、それを見た息子が「パンダ」のベビーサイン!!
確かに、黒と白だしパンダに見えますよね!
「パンダ」に見えるんだ!と話せない息子と会話ができて、とっても嬉しかったのを覚えています。


エピソード②
児童館で息子はミニカーで遊んでいました。そこへ知らない子がやってきて、息子が遊んでいたミニカーをさっと横取り。息子は相手に怒るでも泣くでもなく、さっと私の方を向き、「あれ・ちょうだい」のベビーサイン。私に助けを求めたのでした笑

こんな風に日常で、話せなくても気持ちがわかるエピソードってたくさんあります。
長女はよく「おっぱい」のベビーサインをしていましたが、お腹が空いてなくても、なんとなくさびしいんだな、って時にもするっていう事が分かったり。
とにかくやって良かった!しか思いつきません。
なので、ぜひまだ乳児のいるご家庭では実践してもらいたいと思います!

今回のまとめ

・ベビーサインをすると赤ちゃんとコミュニケーションが深まる
・ベビーサインは話し言葉の発達を促したり、知的発達によい刺激を与えたりする
・ベビーサインは赤ちゃんの心を育て、親子の結びつきを強める
・ベビーサインは簡単!会話と一緒に身振りをするだけ
・ベビーサインは自由に作っていい
・ベビーサインをわらべ歌と一緒に覚える
・ベビーサインは2語文にも応用できる

以上です!

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