自分の意見をきちんと言える子どもになるために。

子育て
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こんにちは!気づきの森のいとうしのぶです。
うちの子もそうですが、子どもってなかなか言いたいことが言えませんよね。
小さいうちは周りの大人がフォローしてくれるのでいいですが、大きくなるにつれてそれができないと困ってしまいます。大人になってから困らないためにも、どうしたらいいのか考えてみましょう。

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まずはあいさつから

え?あいさつ?って思いますか?
でもあいさつって大事なコミュニケーション。
あいさつから顔を覚えられたり、会話が始まったり、交流が始まります。

同じマンションの人にエレベーターで会ったら元気にあいさつ。
ご近所さんに会ったら元気にあいさつ。

実は子どもには、以外と度胸がいることです。
あいさつできたら、ぜひ「いい声出てたね~」などと褒めましょう☆

ときどき、相手があいさつしてくれないときもあります。
そんな時は「気づかなかったんだね」と教えてあげましょう。
そして相手がしてくれなくても自分からは挨拶する、という親の姿勢をぜひ見せてあげてください。

子どもへの質問は自分で答えさせよう

よくあるのが、子どもに問われている質問を、親が代わりに答えてしまっていることです。

近所の人が子どもに「学校はどう?」「お友達できた?」などと聞かれたら、親は黙っていましょう。なかなか返事がない場合は「どうなのか教えてあげて」と促して、あくまで本人に答えさせる。
大人はつい、子どもの話を補足するように、
「そうなのよ~、それで今こんな事やってて~」なんて続けてしまいがち。
その内容もできたら、「それで今何やってるんだっけ?」と促して、子どもから伝えるようにできるといいですね。

嫌なことは嫌!と言えるようにする

これはわがままを指しているのではありません笑。
大人でもうまく言えない人や言いにくい場面は多いと思います。
子ども社会ではいじめや、不当な扱いは結構あるもの。
そんなときに「嫌だ!」と子どもが言えるようになるには、大人が普段から話を聞いてあげることが実は大切なのです。

家で子どもが「嫌だ!」ということはしょっちゅうありますね?
こんなとき親がいつも「ダメなものはダメ」と却下してしまうと、子どもは「嫌だ」が言えなくなっていきます。
そういうときに「どうして嫌なの?」と大人が理由を聞くようにすると、子どもは「受け入れられた」と思い、大人の「ダメな理由」を説明することで納得ができます。

この「受け入れられた」体験は自分の自信につながり、言いづらい場面でも「嫌だ!」が言えるようになるのです。

小さな成功体験を積み重ねる

自分で主張できない子は、友達に「遊ぼう」と言えなかったり、恥ずかしがって大人に何かを聞けなかったりするものです。

例えば遊んでいる友達に「入れて」が言えない子には、
「入れてもらえなかったらお母さんが一緒に聞いてあげるから」とバックアップを約束し、子どもに「入れて」を言わせてみましょう。

またお店などで店員さんに「○○はどこにありますか?」と質問させるのもいい手です。子どもがトイレに行きたくなったら、「自分でお店の人に聞いてみようか」と言い、実際に子どもに聞かせます。
店員さんも丁寧に教えてくれるでしょう。

言えたら大いに褒めてあげてくださいね☆
自分にもできる!
意外と簡単なことだった!
と思えることが、自信につながります。

感想を詳しく聞く

映画を見たとき、本を読んだとき、遊園地などに行ったとき、
「どうだった?」と聞くと「楽しかった!」「面白かった!」の一言で終わっていませんか?

映画なら
「どの場面が面白かった?」
「登場人物で誰が好き?」
「自分が主人公ならどうした?」
「最後の終わり方、あれで良かったと思う?」
など、細かく聞いていきましょう。
そしてその理由も掘り下げられればいいですし、「お母さんはこう思った」というのを交互に話すことで、子どもにも気づきを与えることができます。

感想は毎日の食事にも使えます。
「今日はどれがおいしい?」と聞くだけでなく、
大人も「このおかず、紫蘇が効いていて、こってりな味付けだけど、さっぱり食べられるね」などと感想を話すといいですね!

語彙力を増やす

語彙力を増やすには、本を読むのが一番!
絵本や本はたくさん読むようにしましょう。

子どもとの会話でも、語彙を増やすような会話をしましょう!
例えば幼児なら、
「あ、ワンワンいるね~、小さくてかわいいね~、白いね~、毛がふわふわだね~、触ったら気持ちよさそうだね~、耳が垂れてるね~、あの犬はトイ・プードルって言うんだよ~、賢いんだって!」という具合です。

小学生なら、TVのニュースを見ながら、ちょっと詳しく解説してあげるのがいいですね。

まとめ

まとめると次のようになります。
・挨拶を通していろんな人と関わる
・自分の事は自分で言う
・嫌だ!と主張できるようにする
・子どもが勇気を持てるような成功体験
・感想を詳しく言う
・語彙力を増やす

これらを日常的にしていれば、子どもも自分を表現できるようになっていきます。
それには大人の態度も重要。
大人も表現力を磨いたり、聞く態度を心がけましょう!

この記事がみなさんのお役に立てたら幸いです☆

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