子どもの語彙力を伸ばすには?今すぐ家庭でできる方法7選。

子育て

こんにちは!気づきの森のいとうしのぶです。
子どもが自分の言葉で意見を言えたり、感情を表現したり、何かを頭で考えるには語彙力が必要です!
読解力も思考力も表現力のみならず、コミュニケーションにも大いに役立ちます。
そんな語彙力を伸ばす方法を早速見ていきましょう!

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本を読む

語彙力を増やすといったら、やっぱり本。
小学校低学年までなら絵本、それ以降は子ども用の文庫やハードカバーの本などがいいでしょう。

絵本なら何度も読み聞かせをしてあげましょう。
語彙力を増やすために違う本をたくさん、と思うかもしれませんが、同じ本の繰り返しでも大丈夫です。
子どもは同じ本を何度も読むことで、内容を丸暗記してしまいます。
そのくらい読み込めば、長期記憶になっており、すぐ忘れることもありません。
そして何度も読むことで、結末がわかる安心感を得ながら、主人公と一緒に冒険できるのです。
だから、同じ本の繰り返しでも大丈夫。飽きたら違う本になります。

小学校中学年でも大人が読み聞かせすると喜びます。
ちょっと長い物語を寝る前に読み聞かせすると、集中して聞く練習にもなるでしょう。
「ルドルフとイッパイアッテナ」や「モモ」、「指輪物語」などおすすめです。

辞書で調べる/辞書引き学習をする

本で読んでわからない言葉に出会ったら、辞書を引く習慣を身に付けましょう。
今の小学校では、昔ほど辞書は引かない気がしますが、小学校1年生以上ならぜひ辞書を買って、引く練習をしてください。
辞書はすぐ出せるよう、リビングに置いておくのが一番です。

引いたところに付箋を貼る「辞書引き学習」を習慣にするのは超おすすめです。
1日1つでもいいので、長く継続してやると、付箋が増えるにつれ自信がつくはずです。
この「辞書引き学習」を提唱している深谷圭助先生によると、次のような効果が得られるそうです。

・語彙力があがる
・調べることが楽しくなる
・新しいことを知る
・自己解決能力を身につけられる
・親子の交流が増える

辞書引き学習の深谷圭助公式ホームページより

しりとりをする

遊びながら語彙力を増やせる、それがしりとりです。
ふつうのしりとりでもOKですが、「食べ物」などの限定しりとりもいいですね。
車に乗っている間や、ちょっとした待ち時間にもすぐできるので、親子の交流にもおすすめです!

連想ゲームをする

いくつかの条件から、答えを推測するゲームです。
「大きくて、肉食で、魚が好きで、背中に大きなヒレのある恐竜は何だ?」
→「スピノサウルス」
のようなものです。

お子さんが得意な分野でやるといいでしょう。
動物でもいいし、車でもいい。
小学生なら地理の勉強で都道府県を題材にしても。
題材を考えるのがいいトレーニングになります。

山手線ゲームをする

お題を決めて、参加者がそのお題に沿った答えをしていくゲームです。
東京のJR山手線の駅がたくさんあることから、その駅名が全部言えるか、ということから始まりました。
お題自体は何でもよく、好きなジャンルでOKです。
 ・食べ物
 ・動物
 ・昆虫
 ・都道府県名
 ・国名 など。

カルタ・百人一首をする

カルタや百人一首は、遊びながら必死に聞くのでおすすめです。
カルタは50音順に、特定の文字から文章が始まるように構成されていますし、
百人一首は、古典的な言葉の言い回しに慣れておくのに最適です。

聞きなれない昔の言葉は、会話では使われないので、本で知るしかありません。
小さいうちから慣れ親しんでおくと、中学校に入って古文が出てきても、「聞いたことあるぞ」と苦手意識は減るはずです。

親子の会話の中で語彙を増やす

普段の親子の会話で、親が語彙を増やすような会話をしましょう!
例えば犬を幼児に説明するのに、
「あ、ワンワンいるね~、小さくてかわいいね~、白いね~、毛がふわふわだね~、触ったら気持ちよさそうだね~、耳が垂れてるね~、あの犬はトイ・プードルって言うんだよ~、賢いんだって!」という具合です。

料理をしながらの実況中継もおすすめです。
「今から人参を切るよ~。まず皮をむきます。皮はうちではむくけど、そのままむかずに食べる人もいるよ~。人参は根菜でね、βーカロテンが豊富です。」などなど。

食べるときに大人が、
「しょっぱいね」「すっぱいね」「塩辛いね」
などと味の表現をしたり、
「歯触りがいいね」「しゃきしゃきしてる」「ジューシーだね」
など、いろんな食感を伝えるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
上記の中でいちばん大事なのは、親子での会話です。
一番頻度が多いからですね。
なので大人がどのような言葉を使って話しているか、表現しているかが大切になってきます。
TVを見て「おもしろかったねー」だけで終わらずに
「ここのこんなところが良かった」と大人が具体的に表現していけば、
子どももINPUTが増えていきます。

そして子どもがOUTPUTできるよう、しっかり話を聞いてあげてくださいね。

この記事がみなさんのお役に立てたら幸いです☆

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