言う事を聞かない子どもに困った!どうやって対応したらいいの?

子育て

子どもが言う事を聞いてくれない!
ありますよね~。「何度言ったらわかるの!」とそれこそ何度言ったことか。

幼児なら、
・おとなしくしていて欲しい場所で、騒いでしまう。
・帰って欲しいタイミングで帰ってくれない。
・おもちゃを片付けない

小学生くらいだと、
・宿題をやらない
・ランドセルから配布物を出さない
・お手伝いをしない
・時間を守らない
・家のルールを守らない
などがあると思います。

どうしたら言う事を聞いてくれるのでしょうか?

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言う事を聞かない原因

私の考える原因は次の4つです。
・そもそもルール(聞いてほしいこと)を分かっていない
・子どもに対する期待が高すぎる
・親が子どもの話を聞いていない
・忘れている

そもそもルール(聞いてほしいこと)を分かっていない

子どもが親のやって欲しいことを具体的に理解していないこともあります。

「公共の場では騒がない」というルールは、説明されていなければ子どもにはわかりません。
「おもちゃは貸すもの」なんて、きちんと話したことありますか?

言う事を聞かないと怒る前に、「やって欲しいこと」や「聞いてほしいこと」を事前に説明したでしょうか?
聞かされていないのに突然怒られたら、子どもも混乱しますよね。

対応策

事前にやって欲しいことを繰り返し伝えましょう。
伝えるときは子どもの目を見てきちんとお話しましょう。

子どもはひとつの事にしか注意を向けられません。
なので、話のときにそっぽを向いていたら、それはアウト。話を聞いていません。
また、お母さん自身が何かしながら、目も合わせず言うだけでは意味がありません。

例えば、「電車で騒がないでほしい」場合は、電車に乗る前に「電車の中では騒がない」ことを理由も含めて伝えておく必要があります。

幼児だと、お友達が「おもちゃを貸して」と来たら、親が勝手に「貸してあげて」と強制するのではなく、子どもに気持ちを聞きましょう。嫌だと言ったら「もうちょっと遊びたいんだって。待っててくれる?」と相手の子に言います。
そして子どもがお友達に貸せたときには、大いに褒めましょう。

ブランコなどを独占している場合は事前に「お友達が乗りたいって来たら交代しようね」と言い含めておき、お友達が「貸して」と来たら「じゃ10回数えたら交代ね」と言って交代を促します。

公園から帰る時間は、時計が読めなくても最初に「○時になったら帰るよ」と伝えておきます。
そして、
「あと1時間で帰るよ」
「あと30分で帰るよ」
「あと15分で帰るよ」
「あと滑り台3回滑ったら帰るよ」
という具合に繰り返し伝えると、スムーズです。

子どもが小さければ小さいほど、毎回伝えてあげてくださいね。
そしてそれが出来たらほめるのも忘れずに。

子どもに対する期待が高すぎる

そもそも子どもに対して「できるはず」「わかっているはず」「応用がきくはず」という期待値が高くなっていませんか?

たとえば朝の支度。顔を洗うのも歯を磨くのも、食事のマナーも、片付けも、着替えも、学校の準備も。

書いているだけでイライラポイントがたくさん見つかりそうですが、
毎日のルーティーンだから次に何をすればいいか、わかっていると思っちゃいますよね。

幼児だと、時間間隔と未来への見通し能力が育っていません。
朝寝坊したから早くご飯たべなくちゃ、なんていうのはわからないんですよね。

言う事を聞いてないのではなく、まだ対処能力がないのです。

対応策

期待値を下げましょう
それをお友達ができなかった場合、「それは酷い!」となるレベルのことですか?
そんなことはないですよね。

「ここまでできるはず」という思い込みを捨てましょう

「友達の○○ちゃんはできる」「私が子どもの頃はできた」もNGです。
子どもは他人と比べるのでなはく、過去のその子自身と比べましょう
子どもは子どもなりに頑張っています。
以前に比べてできているようになったら、OKです!

できたら必ずほめてあげましょうね。

できたら親は時間の余裕をとって、子どもの様子を見守ることができるといいですね!

お片付けについてはこちらの記事もご覧くださいね!

親が子どもの話を聞いていない

お母さん、子どもの話聞いていますか?

たいていのお母さんは家事や他の兄弟の世話、その他もろもろで、子どもが話しかけてきても「ながら聞き」になってしまっているのではないでしょうか。

かくいう私もそうなんですが、子どもの顔を見て話を聞くことの方が少ないです。
子どもは親の鏡。親が子どもの話を聞いていなければ、子どもだって聞きませんよね。

それにわがままを言って親を困らせるのは、「構ってほしい」サインかもしれません。
だって言う事を聞いていたら注目されないけど(ほめられないし!)、言う事を聞かなければ、親はかかりっきりになりますからね。

対応策

食事の時間や、一日の最後の終わりでもいいので、子どもと1対1で向き合う時間を持ちましょう
いつもその時間ならお母さんは話を聞いてくれる、とわかれば、子どもも安心して、落ち着きも出てくるはずですよ!

忘れている

子どもは集中力がありません。
子どもの集中力は「年齢+1分」なんて話もあるくらいです。

それに先を見通して計画するという能力が育っていません。

なので単純に、今やっていることに夢中になり、忘れてしまうのです。

子どもが小学生以上になると、親もつい分かっていると思って干渉しなくなります。
なので、
「どうしてやっていないの!」
「毎日のことなのに!」
と怒ってしまうのです。

対応策

「やることリスト」を作りましょう。

例えば、
「学校から帰ってきたらやること」
「習い事に行く前にすること」
のようにです。

目につくような目立つところに貼って、確認するよう注意を促しましょう。

そうすれば、
提出しなければならないプリントを出していなかった!
宿題を忘れた!
今日は○○を持っていく日だった!
ということが減ると思います。

まとめ

いかがでしたか?
他にもたくさんの言う事を聞かないがあると思いますが、
幼児はとにかく話して聞かせることがポイントです。
小学生はそれに加えて、自分でできるよう、「やることリスト」を作る。
そして期待値を下げる。どうしたって自分の子には期待しちゃうんですけどね。

怒らずにすむ日が1日でも増えるように。
あなたの心に気付きを促すことができたら幸いです。

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