つい子どもにイライラしてしまう!そんなイライラの原因を探ってみる。

子育て

毎日イライラしてしまう。
毎日子どもに怒っている。
毎日ゆっくり休めない。

そんな落ち着かない日々にサヨナラして、心の平安を取り戻しましょう!

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イライラの原因は別にある?

言う事を聞かない子どもにイライラするのが頻繁なとき、もしかしたら原因は目の前のお子さんではなく自分にあるのかもしれません。

人間は自分自身が十分満たされていると感じているとき、ものすごーく寛大になれますよね。

育児というのは誰にも評価されない孤独な戦いです。
人ひとりを育てる立派な、偉大なお仕事ですが、自分も他人も社会もなかなかわかっていない。

仕事をしていれば、職場での評価や給料によって自分が評価されていると感じるし、
給料が入れば、がんばったご褒美においしいランチやスイーツや服を買う事もできますよね。

ですが子育てはなかなかそうはいきません。
こんなにイライラするほどがんばっているのに誰も評価してくれない。
それどころか当たり前だという視線を投げかけられる。
自分でもそう思っているから、手伝ってもらうことが甘えに感じる。

そんなことはありませんか?

体調は万全ですか?

体と精神は一心同体。体調が悪ければ、当然心にも影響がありイライラします。

睡眠は足りていますか?

お子さんが乳児だと、なかなか取れない睡眠時間。
夜中に起きるのは仕方ないとして、日中も一緒に寝るなどして工夫するしかないでしょう。

乳児のうちは家事は最低限!
掃除も最低限使う部屋だけでいいし、休日旦那さんにやってもらいましょう。

洗濯も毎日やらなくてもいいんです。2日に1回、3日に1回だってOK!
ストックがたくさんあるなら週末にまとめてでも問題ありません。

食事も1汁1菜でOK。
料理研究家の土井善晴さんも「1汁1菜で充分」と言っています。
ごはんのお供になる、漬物、なめたけ、ふりかけ、お茶漬けの素などをいろいろ用意しておけばいいし、あとは冷凍食品も上手に使いこなせるといいですね。

献立を考えないって、とっても楽ですよ~。

体は疲れていませんか?

みなさん、鉄分ってすごーく疲れに影響しているんです。
知ってましたか?

私は数年前に、病院で貧血だと診断され、鉄剤を処方されたことがあります。
別の病気を調べに行って、ついでに貧血がわかったのですが、
看護師さんには「階段登るのが楽になりますよ」って言われました。
それまで自分が貧血とも思わず、疲れやすいとも思わず、階段にも抵抗なかった私は「はぁ」とピンときませんでした。

でもそれから、鉄剤を飲んでびっくり!
何が違うって、子どもを寝かしつけると、そのまま一緒に寝落ちしてしまい、なかなか起きれなかったのですが、寝落ちすることがなくなったのです!

やっぱり体は疲れてたんですね。
それからはサプリで鉄分を取るようにしています。
思い返せば、肩は凝ってないないと思っていたのに、肩を揉まれると「すごーく凝ってますね!」とよく言われました。

仕事や育児は重労働。疲れるのは当たり前。
疲れていないと思っていても、体に負担をかけています。

鉄分に限らず、シャワーではなくお風呂に入るのも大切なこと。
運動も心をリフレッシュさせてくれます。
お風呂の後、子どもと一緒にストレッチをやると、お子さんも喜びますよ!

夫婦関係はうまくいってますか?

実は夫婦関係がイライラの原因になっていることも多いのです。

旦那さんに家事や育児の手伝いをしてもらうのも大切ですが、精神的なサポートをしてもらっていますか?

私も長女が1ヶ月のとき、家事担当の夫のやり方にイライラしていたのですが、
授乳中に夫がやさしく肩を抱いてくれたときに気付いたんです。
「イライラの原因は夫の家事のやり方じゃなかった。このぬくもりが欲しかったんだ」って。何も言わず肩を抱かれただけですが、それが「頑張ってるね」「愛おしい」って感情が伝わってきて、スーッと心が楽になりました。

みなさんはどうですか?
夫婦の会話はありますか?
夫婦でのスキンシップ(マッサージなど)はありますか?
手伝いをお願いできていますか?
我慢していることはありませんか?

もし、うまくいっていないと感じるなら、今後のためにも夫婦関係の見直しをしましょう。
ささいな事から話すこと。
時間を共に過ごすこと。
そして正直につらい気持ちや苦しい気持ちを話してみましょう。
夫からサポートされていると感じると、心も楽になるはずですよ!

相手に期待しすぎてはいませんか?

同じことをしても別の人がやるとイライラしないこともありますね。
・自分の子どもではなく、友人の子どもが同じことをしたとき
・パートナーじゃなく友人がしたとき
・姑じゃなく友人がしたとき
上記に当てはまる場合は、イライラの原因は行為ではなく、その人そのものに向かっているかもしれません。

わが子なのに可愛く思えないなんて!

いえ、どうしたってあると思います。人間ですからね。

もちろんそういう事がない方がいいに決まっていますが、
私も長女の出産後、長男が難しい時期で、可愛く思えなかったときがありました。
赤ちゃん返りというようなものではなかったのですが、お兄ちゃんとしてしっかりしてほしいという過度な期待があったんだと思います。

私に気持ちの余裕が出てきて、長男とあえてスキンシップを取るようにしていくと、
そんな気持ちは消えました。

だからみなさんも、いやいや期の子どもがいたり、自分勝手な夫がいたりすれば、それはどうしても嫌悪したくなり、相手を見ているだけでイライラしたくなるはずです。

でもその気持ちはあくまで自分から湧き出ていること。
相手は変えられないのです。

自分が変われば相手も変わる。自分の気持ちなら変化させられるはずです。
なぜ自分がそう思うのか、深く心に聞いてみてください。
何か原因があるはずです。

そしてもうひとつ。過去も変えられません。
何か過去に起きた事が原因で、そのような気持ちが起こるのなら、もうそれは過ぎたこと。自分の中で整理をつけましょう。

自分の気持ちは自分で選択できるはずですよ。

自分で自分をいたわっていますか?

もうひとつ、実はいちばん大切なのは、自分で自分をいたわる気持ち。
自分に満足できていないと、その葛藤がどうしてもイライラになって出てきます。

子どもにイライラする自分
子どもを上手にしつけられない自分
すぐに怒ってしまう自分
思った通りにできない自分

自分にも高いハードルを課していませんか?

もう開き直って諦めちゃいましょう。
全部きちんとやることはできません。
家事なんて子どもがいなくてもきちんとやることは難しいもの。
いくらでも見つけられますからね。

だから、ある程度できていればそれで合格にしてしまいましょう!

そして自分で「今日もよく頑張った!」と自分をほめるのです。
やり方は簡単。
洗面所で鏡を見るたびに、にっこりして
「頑張ってるぞ!」「怒らないでよく耐えた!」
と自分が他人に言われたら嬉しい言葉をたくさんかけましょう!

私もいつもやっています。
顔を見るとその時の気分が本当によく出ていて、にっこりできないときもあります。
そんな時はひたすら「えらいぞ!」「よくやってるね」と繰り返し繰り返し
心の中で唱えると、段々気分も元通りになります。

そしておやつの時間には自分の好きな(私の場合チョコレート)お菓子を用意して、
お茶と一緒に、「今日のご褒美」と思いながら大切に食べましょう。
何もゆっくりした時間を取れなくても、そういう気分を一瞬でも持ちながら
食べることがリラックスになります。
いい香りの紅茶やハーブティも癒されますね。

香りは一瞬のうちに脳に働きかける作用があります。
なので、自分の好きなアロマスプレーなどがあれば、イラッとしたときにシュッするのも効果ありますよ!

まとめ

いかがでしたか?
まずは体調。家事は無理しない、鉄分を取る、適度な運動をする。

そして心。
夫婦関係の見直し、相手に期待するのをやめる、自分で自分をいたわる。

天気のいい日は、緑や花を見るだけで、心穏やかになりますよ。
この記事がみなさんのお役に立てたら幸いです。

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